メルマガ 第57号
一括評価金銭債権の計算方法は
こんにちは、税理士の長谷川です。お読み頂きありがとうございます。
このメルマガをお読みいただいている社長様にはしっかり儲けていただいて、
適切な節税をしてお金を残していきましょう。
今回も貸倒引当金の続きについて見ていきます。
■一括評価金銭債権とは
売掛金・貸付金などこれらに準ずる債権で次の債権などが該当します。
1.未収入金などの項目で益金に算入したもの
2.他人のための立替金
3.保証債務を履行した場合の求償権
債権でも次のようなものは含まれません。
1.預貯金や未収の利子・配当など
2.保証金・預け金・敷金など
3.手付金・前渡金など資産取得の対価又は費用にあてる金額
4.仮払金・立替金など将来清算される金額
■一括評価金銭債権に対する貸倒引当金の計算方法
資本金1億円以下の中小法人の場合、次のいずれかを選択適用できます。
一括評価金銭債権から実質的に債権と見られない金額を引いた金額に、
選択なので基本的に多いほうの率を掛けた限度額を採用します。
(1)貸倒実績率
過去3年間の貸倒損失の発生額に基づき計算します。
実際に大きな貸倒がない限りはこちらのほうが多くなることはないので、
ここでは計算方法は割愛します。
(2)法定繰入率
事業の区分によって繰入率が決まっています。
1.卸売及び小売業(飲食店及び料理店業を含み
4の割賦販売小売業を除く) 10/1000
2.製造業(電気、ガス、熱供給、水道及び修理業を含む)
8/1000
3.金融及び保険業 3/1000
4.割賦販売小売業及び割賦あっせん業 13/1000
5.その他の事業 6/1000
次回は固定資産の処理について確認していきたいと思います。
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■編集後記 ★
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テストマッチも終わりいよいよ本番ですね。
オランダは相当強そうですが、他の2チームからも勝ち点を得て
決勝トーナメントに残ってほしいですね。
問題はFW陣を含め点が取れるかどうかですが。
さて、フロンターレからスポンサーの集いの案内が来ているのですが、
日程が今月末とグループリーグ敗退でも代表勢が来られない
のではという感じで行くかどうか検討をしています。
今年はサインも禁止で、どんな感じになるのかと思案中です。
それでは、次回以降もよろしくお願いいたします。
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