メルマガ 第38号
定率法の具体的計算方法
こんにちは、税理士の長谷川です。お読み頂きありがとうございます。
このメルマガをお読みいただいている社長様にはしっかり儲けていただいて、
適切な節税をしてお金を残していきましょう。
今回は数字を交え、定率法の具体的な計算方法を見ていきたいと思います。
■定率法具体例
言葉だけだと非常に分かりにくいので、
実際に耐用年数3年の例を使って説明したいと思います。
取得価額は100万円、期首月に取得したとします。
1年目の償却費
1,000,000×0.833=833,000
2年目の償却費
(1,000,000−833,000)×0.833=139,111
率は変わっていますが、ここまでは従来通りです。
■定率法の変更点
3年目の償却費
調整前償却額
1,000,000−833,000−139,111=27,889
償却保証額
1,000,000×0.02789=27,890
償却保証率は耐用年数によって定められています。
この年で調整前償却額が償却保証額未満となるため計算方法が
改定取得価額×改定償却率という方法に変わります。
改定取得価額は調整前償却額が初めて償却保証額未満となる
事業年度の期首帳簿価額です。
この例では27,889です。
これに改定償却率を掛けますが、
3年だと1.000です。
つまり27,889円が3年目の償却費となるわけです。
それにしても、かなり解りにくい計算ですね。
次回は19年3月31日以前に取得した減価償却資産についての
特例について確認していきたいと思います。
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■編集後記 ★
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たまたま、3連休に車を乗る機会があったのですが、
帰りの東名高速が渋滞でひどかったですね。
50Km、
1000円になってから初めて乗りましたが、
盆・正月でもないのにこんなに混んでいるとは。
みんなあちこち出かけているのですね。
車に乗る人が少なくなったとか、売れてないとか、
不景気だとか、
結局は幻想なんでしょうかね?
それにしても、一大商業施設と化している海老名SAの
渋滞が一番ひどいような気がします。
ひとつ言えることは、混雑は料金所のせいだけではないことが
明らかになったことです。
それでは、次回以降もよろしくお願いいたします。
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